晴れ時々説教



「い〜天気だなぁ〜…」

「暇だぁ〜…」

「なぁなぁ、サンゾー」

スパーンッ!!

「いってぇ!ナニすんだよッ!!」
「何すんだよじゃねぇよッ!邪魔すんじゃねぇ、猿!!」

「いってぇ…」
頭をさすりながら、三蔵を軽く睨む。
「いいてぇ事があるなら3秒以内に言え。」
カチャリ、と音がしてシリンダーが動いたのが見える。
「な、なんにもねぇよ!ただ…」
「ただ…なんだ。」
「せっかくいい天気なのにさ。
…なぁ、外行こうぜ、さんぞー。」

瞬間、額に血管が浮き上がった。
(ヤバイ、サンゾー、切れた!?)
慌てて、頭をかばいつつ、目を瞑って攻撃に備える。

はーっ、と深い溜息が聞こえた。

恐る恐る薄目を開ける。
みると、三蔵は愛銃を袖に仕舞っていた。
「…さんぞ…?」
「煙草…買いに行くぞ。」

踵を返し、扉へと向かう三蔵。

「な、なぁ!こっちの方が近ぇって!!」
嬉しくなって、つい、窓から飛び出した。
「ま…!
…こンの、バカ猿!!」

スパスパーン!!

「いってー!!」
「イテェじゃねぇ!何回言わせりゃ気が済むんだ!!
窓は風通しするところで出口じゃねぇ!!」
「だって…!」
「るせぇ!」

盛大な溜息がまた一つ吐かれる。

「さんぞ…」
「チッ…二度とすんなよ。」
そういって、窓から出てきた三蔵。

許してくれたことが嬉しいんじゃなくて。
同じ事をしてくれたことが嬉しいなんて。

「えへへ…。」
「何が可笑しい。」
「なんでもねー。」

顔が自然と綻ぶ。

(言ったらきっと、またハリセンで殴られるから。)

これは、言わない。




撃鉄…という言葉が浮かばなかった(汗)

前から不思議に思ってたんですが、一度上げた撃鉄って、撃たなくてもどうにかできるんですかね?
三蔵、撃鉄まで上げてて懐にしまうこと結構あったように思うのですが、あれって…(遠い目)

まぁ…いっか。(ぇ